大相撲秋場所千秋楽(27日、東京・両国国技館)、大関朝乃山(26=高砂)は大関貴景勝(24=千賀ノ浦)に屈して10勝5敗で今場所を終えた。

 大関対決となった一番は朝乃山が貴景勝に押し倒されて完敗。取組後は15日間を振り返り「最初の3連敗と最後の連敗が良くなかった。優勝争いに残っても脱落するのはダメ」と反省した。

 また、初優勝を飾った関脇正代(28=時津風)については「先場所よりも圧力が増しているし、押し返される」と脱帽。来場所では自身と同じ大関となることが確実で「負けたくない1人。しっかり自分の相撲が取れるように頑張りたいです」と闘志を燃やしていた。