【秋場所】正代が初V王手 朝乃山を右腕一本で押し倒し!「思い切り相撲を取れたらそれでいい」

2020年09月26日 18時45分

朝乃山(左)を豪快に押し倒した正代

 大相撲秋場所14日目(26日、東京・両国国技館)、2敗の関脇正代(28=時津風)が3敗の大関朝乃山(26=高砂)を撃破。胸から当たって圧力をかけながら前へ出ると、横向きになった相手を右腕一本で豪快に押し倒した。2敗で並んでいた新入幕の翔猿(28=追手風)が敗れたため、優勝争いで単独トップに浮上。悲願の初賜杯に王手をかけた。

 取組後は「自分の一番いい立ち合いができた。最近、負けている相手だったので思い切りいきました。(勝って)素直にうれしかったです」と会心の相撲を振り返った。千秋楽は3敗の翔猿と対戦。勝てば悲願の初優勝が決まる。「明日で今場所も終わり。思い切り相撲を取れたら、それでいい」と最後まで無欲で臨む構えを見せた。

 幕内後半戦の審判長を務めた高田川親方(53=元関脇安芸乃島)は「強いなという印象。馬力がついた。迷いなく真っ向勝負。小細工がなく好感が持てる」と高く評価。千秋楽に審判部で会議を開き、大関昇進の可否について協議することを明かした。初優勝なら、場所後に大関に昇進する可能性もある。「賜杯」と「大関」をかけた大一番を迎える。