【秋場所】関脇正代が貴景勝を破り2敗死守 無表情でも「うれしかったですよ」

2020年09月25日 19時04分

正代は表情を変えず花道を引き上げた

 大相撲秋場所13日目(25日、東京・両国国技館)、関脇正代(28=時津風)は大関貴景勝(24=千賀ノ浦)を破って2敗を死守した。

 立ち合いから貴景勝の圧力にひるむことなく押し返した正代は、左から突き落として相手を土俵にはわせ「思いきり当たるのは意識していた。イメージ通りの相撲が取れた」。大関からの白星にも表情を変えることはなかったが「うれしかったですよ。勝ったんだ(と思った)」と振り返った。

 新型コロナ禍で中止となった夏場所の期間を有効活用した。

「立ち合いの踏み込み、馬力を強化する意識があって、形になったのかたまたまか分からないけど稽古、トレーニングが生きているんじゃないかな」と自己分析。

 続けて「立ち合いの高さ(を修正すること)も大事なんですけど、高さはクセもありますし(すぐに)改善するのは難しい。でも、圧力はトレーニングで強くなると思う」と強化ポイントを明かした。

 これで賜杯レースのトップは幕内翔猿(28=追手風)と2人に絞られた。正代は「優勝争いをしていようがなかろうが緊張はするのでそんなに変わらない」と残り2日間も自然体を貫くつもりだ。