大相撲秋場所13日目(25日、東京・両国国技館)、大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が関脇正代(28=時津風)の突き落としに屈して3敗(10勝)に後退。優勝争いのトップを守ることができず、自身2度目のVへ向けて痛恨の黒星となった。

 取組後は「自分が負けたということ。攻めが足りなかった」と悔しさをにじませた。14日目(26日)の相手は2敗でトップを走る新入幕翔猿(28=追手風)との一番。逆転優勝へ向けて「集中していつも通りにやります。15日間、同じようにやる」と気持ちを切り替えた。