【秋場所】若隆景が2敗守りV争いトップをキープ

2020年09月23日 17時54分

若隆景は寄り倒しで琴勝峰を下し2敗をキープ

 大相撲秋場所11日目(23日、東京・両国国技館)、幕内若隆景(25=荒汐)が幕内千代大龍(31=九重)を押し出しで破り、優勝争いトップの2敗を守った。

 立ち合いはやや右にずれて立ち、左をたぐる。回り込みながら突き押しにも耐え、右をあてがいながら相手のはたきにもついていき、そのまま押し出した。「とにかく下から(の攻め)、あとははたきもあることを意識しながら。それだけでした」と淡々と取り口を振り返ったが「体は動いていて、相手にもしっかり力が伝わっているという感じはある」と相撲内容には満足した様子だった。

 2敗同士のサバイバルマッチを制したことで、優勝に向けてまた一歩前進。「そこは意識していない。あと4番、しっかり自分の相撲を思い切って取りたい」とあくまで「一日一番」の姿勢は崩さない。勝ち星を重ねることで日に日に反響は大きくなっているが「疲れも特にない」と同じリズムで相撲が取れている。

 祖父が元小結若葉山、父は元幕下若信夫、兄が幕下若隆元(28)と十両若元春(26)という相撲一家。今場所から長男である若隆元が付け人になったことが、若隆景の相撲にもプラスになっているという。夢は3人揃っての関取。まずは末っ子が幕内優勝という快挙を達成して、一家に大きな〝勲章〟をもたらしたいところだ。