大相撲秋場所10日目(22日、東京・両国国技館)、関脇正代(28=時津風)は幕内照強(25=伊勢ヶ浜)を下して2敗を守った。立ち合いから低い姿勢で攻め込む相手に動じることなく寄り切り「嫌な相手だった。足取りを警戒していた。とりあえず一安心」とホッとした様子で振り返った。

 これで勝ち越しを決めた正代は「今のところいい感じ。勝ち越しの次の目標は2桁(白星)なので」。また、優勝争いのトップは自身を含めて5人だが「(自分は)好成績の5人の中の一人」と平常心を貫いている。終盤戦はますます目が離せなくなった。