大相撲秋場所10日目(22日、東京・両国国技館)、幕内霧馬山(24=陸奥)が休場することになった。この日の対戦相手だった大関朝乃山(26=高砂)は今場所2度目の不戦勝となる。

 霧馬山は9日目(21日)の大関貴景勝(24=千賀ノ浦)戦で左肩を負傷し、師匠の陸奥親方(61=元大関霧島)は「(本人が)力が入らないと言っていたので、痛くて仕方ないなら休んだほうがいいと(伝えた)」とコメント。また、今後については「無理して変な相撲になるようなら出さない。今日、明日様子を見てみないと分からない」という。

 ここまで6勝3敗だった霧馬山は優勝争いから一歩後退。一方、朝乃山にとっては大逆転Vへプラスとなりそうだ。