大相撲秋場所7日目(19日、東京・両国国技館)、大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が幕内豊山(26=時津風)を破り6勝目。Vレースでトップタイの1敗を守った。

 立ち合いで鋭い踏み込みから突っ張って前進。激しい突っ張りの中で左のいなしも効果的で、粘る相手をきっちり押し出した。

 この日も取組後は取材に応じず、初日から1週間ノーコメントで〝不言実行〟を貫く。他の1敗力士は琴勝峰(21=佐渡ヶ嶽)、翔猿(28=追手風)と幕内下位の2人だけ。自身2度目、大関としては初めての賜杯へ向けて、ここから一気に抜け出せるか。