大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議が11日、国技館で開かれた。7月場所で復活優勝を果たした元大関の幕内照ノ富士(28=伊勢ヶ浜)は初日に大関貴景勝(24=千賀ノ浦)、2日目に関脇御嶽海(27=出羽海)と対戦する。

 この日、電話取材に応じた照ノ富士は初日から大関との一番に臨むが「(緊張感は)全然ないですね。逆にどうせ当たる、いつ当たってもいいようにと思っているので、やれることをやるだけ」と自然体。自身が休場している間に番付を上げた貴景勝の印象については「もともと地力もありましたし、稽古してましたし、上がるなというのは分かっていた」と話した。

 連覇がかかる15日間。元大関は「できるなら誰でも優勝したいと思っていますから。そのとき誰が一番頑張ったか、誰が一番調整できたか。そういう人が優勝するんじゃないですか」と秋場所でも結果を残して三役復帰を狙っている。