大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を控えた7日、大関朝乃山(26=高砂)が東京・墨田区の部屋で稽古を行った。四股などの基礎運動のほか、部屋の幕下力士と相撲を取って調整。自身2度目の優勝を目指す本番へ向けて「しっかり体調管理をして、いつも通り稽古をして初日まで体をつくっていきたい。(V逸した)7月場所の屈辱を晴らしたいです」と気持ちを高めた。

 厳しい残暑が続く中で「しっかり水分補給をして、あとは睡眠」と体調管理は万全。地元富山の後援者が差し入れで送ってくれる水を愛飲しているという。「(富山の水は)のどごしがいいというか、きれいな水。自分は生まれが富山なので、富山の水が体に合う。稽古中の水分補給、ごはんの時、部屋で休憩してる時、トレーニング中のときも、その水を飲みます」と明かした。