大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を控えた4日、横綱鶴竜(35=陸奥)が報道陣の電話取材に応じた。

 7月場所は右ヒジ負傷で2日目から途中休場。この日の稽古は基礎運動などを行ったものの、相撲は「まだちょっとできていない」状態で、来週から弟弟子の幕内霧馬山(24)と始める予定だという。

 一方、自宅で過ごす時間が増えたことで〝イクメン〟になっていることを明かし「夜寝かしたりとか、そういうことやってます。とにかくお母さんが忙しい時は、なるべくやる」。趣味のスポーツ観戦も「まったく見れていない」ようで「テレビとかつけると子どものやつ(番組)をずっと見たいとなってしまうので。なるべくつけていない」と話した。

 秋場所に向けて「体を元気に元に戻して、出るからにはいい成績を残したい」と力を込めた横綱。限られた時間で調整できるか。