日本相撲協会の芝田山広報部長(57=元横綱大乃国)が17日、報道陣の電話取材に対応。新型コロナウイルス感染が確認された幕下以下の力士1人の濃厚接触者がPCR検査を受け、全員が陰性だったことを明かした。

 また、力士ら協会員の新型コロナ対策の行動制限をこの日から強化したことも公表。芝田山親方は「(行動制限の)内容は2週間前と違って1ランク上げてやっている。力士、親方とも外食は家族となら感染防止されている店ならよい。第3者を入れない。帰省はダメ。徐々に引き締めていって、次の秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)を目指す。そいう考え方をしていかないと予防、抑え込みができない」と説明した。