【大相撲】「休暇よりもパワーアップ優先」照ノ富士 千秋楽から〝中2日〟異例のスピード始動

2020年08月04日 11時00分

照ノ富士

 大相撲の幕内照ノ富士(28=伊勢ヶ浜)が真の完全復活へ向けて“禁欲生活”を継続する。7月場所では5年ぶり2度目の優勝を達成。両ヒザの故障や内臓疾患で大関から序二段にまで転落したが、驚異のV字回復を見せた。その照ノ富士は次の秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)へ向けて、千秋楽から“中2日”の5日から稽古を再開するという。

 角界では本場所後に1週間程度の休養を取ることが一般的だ。異例のスピード始動にも「(7月)場所前から決めていたことなので。1週間の休みは自分の中では長い」と言い切った。来場所は現在の前頭17枚目から大幅に番付が上がることが確実。幕内上位でも活躍するために、休暇よりもパワーアップを優先させる構えだ。

 照ノ富士は「(中盤戦までの)勢いがあったから勝っているだけで。もうちょっと鍛えないと、来場所は厳しい」と冷静に自己分析した。日本相撲協会は新型コロナウイルス対策の外出自粛措置を条件付きで緩和する方針だが、元大関は「外に出ちゃダメ。(国内で感染が拡大している)こういう時だからこそ我慢する」と自粛の継続を宣言した。復活した大器はまだまだ貪欲に土俵に上がり続ける。