7月場所 芝田山親方はコロナ禍〝完走〟を評価

2020年08月03日 11時00分

芝田山親方

 大相撲7月場所が幕を閉じた。今場所は新型コロナウイルスの影響で厳戒態勢が敷かれての開催。観客は上限2500人に制限され、力士の支度部屋内はアクリル板で仕切られるなど数々の感染対策が施された。一方で、場所中には幕内阿炎(26=錣山)の「夜の店騒動」や、田子ノ浦親方(44=元幕内隆の鶴)の「泥酔写真騒動」などコロナ禍ならではのトラブルもあった。また、集客は初日から上限の2500人に届かず、コロナ禍での興行に課題も残った。

 そうした中で、結果的に15日間で力士らの陽性者はゼロ。途中で打ち切りなど最悪の事態は回避した格好だ。日本相撲協会の芝田山広報部長(57=元横綱大乃国)は「(当初は)無観客でと考えていたところ、感染対策強化に努めながら2500人を入れて開催できたのは非常に大事なこと」と安堵感を漂わせた。

 今後は「不要不急の外出自粛」などの方針を制限付きで“緩和”する構え。新弟子の勧誘や帰省、知人との外食などは師匠の了承を条件に認める方向だ。ただ、引き続き出稽古は解禁せず、8月中旬には力士全員に再び抗体検査を実施する。