【7月場所・千秋楽】朝乃山は12勝 目前で優勝決められ「すごい悔しかったです」

2020年08月02日 18時53分

照ノ富士(手前)の復活優勝を見届けた朝乃山

 大相撲7月場所千秋楽(8月2日、東京・両国国技館)、新大関の朝乃山(26=高砂)は関脇正代(28=時津風)を下し12勝目を挙げて、今場所を終えた。

 立ち合いから前に出て右を差して有利な体勢とすると、最後は押し出した。取組後は「(連敗した)2日間は悪い相撲だったので、最後は大関らしい、自分らしい相撲を取ることを考えていた」と振り返った。

 目の前で元大関の幕内照ノ富士(28=伊勢ヶ浜)が13勝目を挙げて復活優勝を決めた。「すごい悔しかったです」と話しながらも、土俵では自身の一番に集中。きっちりと白星を挙げてみせた。

 しかし、自らも新大関Vを意識しながら臨んでいたことで「そんなに甘くないし、自分自身が弱かったんだなと」と話した上で「最初の連勝中は自分の相撲が取れていたけど、後半がダメになったのでそこが修正点」と反省した。

 一方、初日から注目を浴び続け、横綱大関陣が相次いで休場したことがプレッシャーにもなっていたという。「そのへんは自分も考えすぎていて、大関なので務めとか、責任感という部分があった」

 朝乃山は「12勝3敗。悔しい結果ですね。(9月の秋場所で)絶対に晴らしたい」。来場所の主役から綱取りへ――。目標を達成し、悔しさを晴らすしかない。