【7月場所・千秋楽】復活Vの照ノ富士「こうやって笑える日が来ると信じてやってきた」

2020年08月02日 17時59分

賜盃を八角理事長から受け取る照ノ富士

 大相撲7月場所千秋楽(8月2日、東京・両国国技館)で30場所ぶり2度目の優勝を飾った元大関の幕内照ノ富士(28=伊勢ヶ浜)は、取組後のインタビューで「続けてきてよかったと思います。いろんなことがあったけど、最後にこうやって笑える日が来ると信じてやってきた。一生懸命やっていればいいことがある」と感慨にふけった。

 前日に2敗目を喫したが「やってきたことを信じてやるだけと思った。一日一番。昨日のことは昨日で終わり。今日は前向きにやろう」と気持ちを切り替えて土俵に上がり、結果を出した。「5年前はイケイケの時に優勝している。(今は)慎重に、一つのことに集中している。その違いじゃないですかね」と初優勝時との心境の違いも明かした。

 大関陥落後、師匠の伊勢ヶ浜親方(60=元横綱旭富士)に引退を申し出たが、却下された。「落ちても応援してくれる人がいる。家族や師匠、おかみさん、部屋の人たち。もう一度恩返ししたいと思ってやった。その結果、こうやってもう一度笑える日がきているのでよかった」。今後に向けては「一日一番、全力を出し切って、やれることをやりたい」とさらなる精進を誓った。