【7月場所・11日目】新大関V見えてきた朝乃山「まだ通過点」

2020年07月29日 19時00分

輝を寄り切りVレースのトップに並んだ朝乃山

 大相撲7月場所11日目(29日、東京・両国国技館)、新大関の朝乃山(26=高砂)は幕内輝(26=高田川)を下して10勝目。全勝の横綱白鵬(35=宮城野)が敗れたため白鵬、幕内照ノ富士(28=伊勢ヶ浜)とともに、1敗で再びVレースのトップに並んだ。

 立ち合いで相手をがっちり受け止めると、もろ差しから一気に寄り切った。前日は今場所初黒星を喫したが、連敗は回避した。取組後は「昨日、負けて悔しかった。日付変わって切り替えて、しっかり相撲を取り切ろうと。自分の中では切り替え、切り替えと心掛けた。ゲン直し? ここまで来たら関係ない。自分自身との闘いだから、特にしていない」と強調。師匠の高砂親方(64=元大関朝潮)からも「気持ち、切り替えて前に出ろ」と、アドバイスされたという。

 優勝争いを繰り広げる白鵬にも土がついたが「全然意識していない。一日一番、目標を持ってやっていく」と言い「まだ通過点」と話す。

 2006年夏場所の白鵬以来となる新大関Vが視界に入ってきた。朝乃山は「12番、13番…優勝が大関の目標。(優勝は)あまり意識しないでいきたいし、僕もあまり口に出したくない」。2度目の賜杯は不言実行で目指す。