【7月場所・9日目】新大関・朝乃山が破竹9連勝! 取り直しで隠岐の海を文句なし豪快投げ

2020年07月27日 19時19分

物言いがつき同体で取り直しになった朝乃山と隠岐の海の最初の取組

 大相撲7月場所9日目(27日、東京・両国国技館)、新大関の朝乃山(26=高砂)は小結隠岐の海(34=八角)を取り直しの末に下し、9連勝とした。

 集中力が切れることはなかった。最初の一番は土俵際で相手を転がしながらほぼ同時に倒れ込み、軍配は朝乃山に上がったが、物言いがついて協議の結果「同体」とみなされた。それでも、取り直しの一番では左上手を取り、豪快な上手投げで決着をつけた。

 文句なしの結果となり「(最初は)分からなかったけど、攻められている中で負けたかなと。また気を引き締めて相撲を取りました」と振り返った。「右(上手)が取れなくて焦った部分があったけど反射的にできた」と自己分析した上で「この勝ち方も大事。明日からまた引き締めて頑張りたい」と収穫があった様子だった。

 新大関の初日から9連勝は昭和以降歴代5位タイ。だが、好調を維持しつつも「連勝記録や勝ち星は意識していない」ときっぱり。自身の頭には「一日一番、自分の相撲を取りきることだけ」があるようだ。

 ここまで全勝の横綱白鵬(35=宮城野)とVレースを並走していることにも「意識はない」と気にするそぶりを見せない新大関は「富山県民の皆さんにいい相撲を見せたい」と地元にメッセージを送った。