両国国技館でウルフVSランボーが実現! 海外スターに多い好角家

2020年07月23日 11時00分

左から九重親方、シルベスター・スタローン、ドルフ・ラングレン

【昭和~平成 スター列伝】俳優やミュージシャンなど海外の有名人には好角家が多い。ポール・マッカートニーは2013年の11月場所で懸賞を出したほどだが、シリーズ5作目にして完結編となる「ランボー ラスト・ブラッド」が大ヒット上映中のシルベスター・スタローンもその一人。10年9月25日、大相撲秋場所14日目を迎えた東京・両国国技館を訪れた際には、懐かしい顔との再会を楽しんだ。

 この時、スタローンはアクションスター勢揃いの話題作「エクスペンダブルズ」のPRのため、共演のドルフ・ラングレンを伴って来日。スケジュールの合間を縫って大相撲の観戦に訪れると、元横綱千代の富士の九重親方の歓待を受けて大喜びした。実は22年ぶりの再会だったのだ。

「ランボー3 怒りのアフガン」のPRで来日した88年に九重部屋を訪問し、現役だった千代の富士と対面したことをよく覚えており「以前会ったときより若いんじゃないか? 会った日を昨日と言われてもおかしくないぐらいだ。現役復帰してもいいんじゃないか」とうれしそうに話した。

 これに九重親方は笑みを浮かべながら「それは難しいけど、スタローンさんには、これからもいい映画を撮っていただきたいですね」と返した。

 また、千秋楽を待たずに4場所連続16度目の優勝を決めた横綱白鵬とも対面。カメラマンの注文に応じて持ち上げられ、おどけた表情を見せるなど終始ご機嫌だった。

 スタローンといえば「ランボー」シリーズのほかにも、「ロッキー」シリーズは06年の「ロッキー・ザ・ファイナル」の後もスピンオフ2作が公開。「エクスペンダブルズ」シリーズは4作目を製作中だ。7月6日に74歳になったが、今も変わらず体を張ったアクション映画に挑み続けている。一方、九重親方は16年7月31日、膵臓がんのため死去。61歳の若さだった。

 なお、19日に両国国技館で初日を迎えた大相撲7月場所は、徹底した新型コロナウイルス対策が行われ、観客数は一日2500人(通常は約1万1000人)に縮小。スタローンが次に来日した時には、気軽に観戦できる状況となっているだろうか。