【7月場所】横綱鶴竜「腰砕け」で黒星発進 金星の遠藤は「お客さんの拍手が力になった」

2020年07月19日 18時34分

鶴竜は腰砕けで敗れ遠藤に金星を献上

 大相撲7月場所初日(19日、東京・両国国技館)、横綱鶴竜(34=陸奥)は幕内遠藤(29=追手風)に腰砕けで敗れ、黒星発進となった。

 立ち合いで当たり右手で前みつを取りつつ、いなしたところで、左足で意表をつく裾払いに出たが、これがまさかの空振り。そのまま土俵に崩れ落ちて、遠藤に金星を献上した。

 取組後の鶴竜は「立ち合いの踏み込みだけ良かった。あとは独り相撲だった。反応が良かったのか、悪かったのか…」と話した。新型コロナウイルス禍で感染予防対策として力士の出稽古が禁止された。場所前は出稽古によって状態を上げてきた鶴竜も「出稽古をやらなかったことは一回もない」と不安を口にしていた。

 横綱は「(出稽古禁止は)みんな一緒。そんなこと言っても仕方ない」と話したが、4か月ぶりの本場所で相撲勘にズレがあったのかもしれない。「満員じゃなかったけど、入ってくれたことはありがたい。それだけに情けない相撲だった。本場所を稽古だと思ってやっていきたい」と前を向いた。

 一方の通算7個目の金星獲得となった遠藤は「反応良くできた。お客さんの拍手が力になった」と満足げだった。