【大相撲7月場所】19日初日 チケット販売苦戦も…朝乃山燃える

2020年07月18日 11時15分

朝乃山

 大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)がチケット販売で“苦戦”している。一般販売が始まった17日の時点で、15日間のうちチケットが完売した日はゼロ。大量に売れ残る事態となっている。大相撲の本場所は昨年まで3年連続で全90日間の大入りを記録。特に東京開催の本場所は人気が高く、即日完売が続いていた。

 7月場所は当初、新型コロナウイルスの影響を考慮して無観客開催を目指していたが、初日6日前の13日になって観客動員を正式に決定。約2500人(通常は約1万1000人)を上限に観客を入れることになった。4人マス席は1人で使用し、イス席は隣の3席を空けるなどの新型コロナ対策が講じられる一方で、離れ離れの席では家族や友人らと観戦しにくい難点もある。

 その他にも力士との握手やサインの交流不可、午後1時以降の入場など制約も多い。さらに東京では17日に新型コロナ感染者が新たに過去最多の293人報告されるなど、感染が再び拡大していることもマイナス材料。日本相撲協会の芝田山広報部長(57=元横綱大乃国)は「(客席が)埋まるに越したことはないが、今回は無観客を目指していたので。東京都での感染者の拡大もある。お客さんが集まるかというと難しい」と話し、ある程度の苦戦は想定内のようだ。

 それでも無観客開催に比べれば、少ない客入りでも力士のモチベーションは上がるはず。新大関の朝乃山(26=高砂)は「お客さんはコロナに気をつけて、会場に来て応援していただきたい。頑張りたいです」。観客の視線と拍手を発奮材料にして、好取組を見せることができるか。