【中川部屋問題】不適切指導の親方に厳罰の可能性も

2020年07月12日 18時32分

中川親方

 日本相撲協会は13日に東京・両国国技館で臨時理事会を開き「中川部屋問題」について協議する。同部屋では師匠の中川親方(54=元幕内旭里)が弟子に対して暴言などの不適切な指導を行ったことが発覚。すでに協会のコンプライアンス委員会が所属力士らから事情聴取を行った。同委員会は中川親方の行き過ぎた指導を問題視。中川部屋は閉鎖される方向で、所属力士は複数の部屋に分かれて移籍する見通しだ。

 臨時理事会では、中川親方の懲戒処分についても検討する。相撲協会の賞罰規定では、懲戒は重い順から「懲戒解雇」「引退勧告」「降格」「業務停止」「出場停止」「報酬減額」「けん責」の7段階。理事会で中川親方の指導内容が極めて悪質と判断されれば「引退勧告」以上の厳罰が下される可能性もある。

 また、臨時理事会では大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の開催を正式に決定し、人数制限をした上での観客動員も検討する予定。いずれにせよ、4か月ぶりの本場所再開を控える中で、不祥事に注目が集まる皮肉な状況となった。