新小結・妙義龍に〝横綱待遇〟

2012年06月30日 12時00分

「母校の星」になれるか。新小結の妙義龍(25=境川)が、大相撲名古屋場所(7月8日初日、愛知県体育館)へ向けて稽古を再開。「変化しても意味がない。思い切りぶつかっていきたい」と得意の押し相撲で真っ向勝負を挑む構えだ。発奮材料もある。母校の日本体育大学が全面支援に乗り出したのだ。

 

 まず、今場所直前に新たな化粧まわしを贈ることを決めた。日体大は卒業生が関取になった時点で化粧まわしを贈呈するのが慣例。妙義龍にも新十両昇進を決めた昨年夏場所後に贈られている。だが、同じ力士に2本目を贈呈するのは初めて。もちろんこれは、期待の大きさの表れだ。日体大の松浪健四郎理事長(65)は「われわれも活躍に期待している。楽しみだよ」。

 

 それだけではない。〝横綱級〟の厚遇も用意されている。日体大は今年完成したスポーツ棟(体育館)の正面玄関付近に元横綱朝青龍が2005年名古屋場所で13回目の優勝を飾った際の優勝額を掲示。今月9日には朝青龍本人を招いて除幕式が行われた。妙義龍が初優勝を果たした暁には、その隣に優勝額を掲げるという。松浪理事長も「もちろんやるよ」と明言した。

 

 優勝額は専門の画家が優勝した力士の雄姿を描いたもの。自身の〝肖像画〟が母校に掲示されるとなれば、最高の栄誉となりそうだ。