【日本相撲協会】抗体陽性者「5人」、PCR検査は全員が陰性

2020年07月06日 17時59分

両国国技館

 日本相撲協会は6日、力士ら協会員の希望者全員を対象に実施していた新型コロナウイルスの抗体検査の結果を公表した。検査を行った医療機関からの報告によると、複数の感染者が発生した部屋(高田川部屋)を除く44部屋に所属する協会員891人のうち、抗体陽性者は5人(0・56%)だった。

 抗体陽性者5人の中で承諾を得た4人にはPCR検査を実施し、全員が陰性。残りの1人も「抗体の力価は高く(検査を行った)5月以前に感染していたものと思われ、現時点では治癒しているとみなすことができる」としている。また、抗体検査の実施中、検査実施日からさかのぼって3日以内に体調不良などの症状があった者には同時にPCR検査を実施したが、全員陰性だったという。

 検査結果を受けて、八角理事長(57=元横綱北勝海)は「この度の抗体検査で、協会員が自発的に検査を受け、全員の陰性が確認できたことは意義がありました。7月場所に向けて稽古に専念できる環境が整いました。また、3月場所中には感染がなかったことも確認できました。3月場所後の感染により、1人の力士が亡くなったことは痛恨の極みであり、今後、絶対にそのような事態に陥らないよう、7月場所後にも抗体検査を実施し、協会員の健康管理・感染防止を徹底する所存です」とコメントを発表した。