大相撲の元関脇豊ノ島の井筒親方が26日、報道陣の代表取材に応じた。この日に37歳の誕生日を迎えた親方は「朝は(家族が自宅で)ハッピーバースデーの飾り付けしてくれていたから『ありがとう』と言って。6月末だから(例年は)もう名古屋に入っていることが多かったから。久々に自分の誕生日を、ゆっくり自分の家族で祝う感じ」と感想を語った。

 4月に現役を引退し、年寄「井筒」を襲名。現在は時津風部屋の部屋付きで後進の指導にあたっている。「現役の時なら、今日は体を休めようと思って(稽古を)休んだりしても自分の責任。今は稽古場で指導をするのが仕事だから。休むと部屋の子たちに大して責任を達成できていない気持ちになる」と指導者の自覚をのぞかせた。