白鵬復活は「気持ちの問題」

2012年06月26日 18時00分

 大相撲名古屋場所(7月8日初日、愛知県体育館)の新番付が25日、発表された。夏場所は大乱戦の末、平幕の旭天鵬(37=友綱)が初優勝を果たした。一方で、横綱白鵬(27=宮城野)は10勝5敗と横綱昇進後ワーストの成績に低迷。尾張名古屋で汚名返上がかかるが、復活のカギを握るのは「モチベーション」だ。

 白鵬は春場所で近年の目標にしてきた貴乃花に並ぶ優勝22回を達成。大々的な祝賀会も開いた。その反動からか、夏場所は20場所ぶりの初日黒星。大きく出遅れ、横綱自身も「気持ちの問題だと思う」と〝心の準備不足〟を認めた。今場所はどうなのか。師匠の宮城野親方(54=元幕内竹葉山)は「心配いらない。下の若い力士が力をつけてきて、また負けられないという気持ちになっている」と断言する。夏場所は関脇豪栄道(26)、小結妙義龍(25=ともに境川)らが白鵬ら横綱大関陣を次々と撃破。境川旋風を巻き起こした。関脇栃煌山(25=春日野)も優勝決定戦に進出。〝新興勢力〟の台頭に危機感を募らせ、それが新たな発奮材料となっている。実際、白鵬は「ここで自分が頑張らないといけない」と決意を口にしたという。

 一人横綱となった2010年春場所以降、2場所連続のV逸は一度もない。最強横綱の尻にもようやく火がついたということか。