新入幕の遠藤に北の湖理事長「スタミナ不足」

2013年09月08日 16時00分

稽古総見で白鵬と稽古する遠藤

 大相撲秋場所(15日初日、両国国技館)へ向けた横綱審議委員会の稽古総見が6日に行われた。新入幕の幕内遠藤(22=追手風)は申し合いで幕内豊ノ島(30=時津風)ら平幕を相手に3勝3敗。「テンパりました。今まで上(幕内)の人とやっていない。重みがあって、うまさがあった。慣れていかないと」と戸惑いを口にした。

 

 先の名古屋場所は史上2人目となる14勝での新十両V。史上最速の3場所で新入幕を果たし、注目度が急上昇した。一方で現時点では、やや“話題先行”の点も否めない。先場所は横綱白鵬(28=宮城野)の連勝記録や大関稀勢の里(27=鳴戸)の綱取り、蒼国来(29=荒汐)の現役復帰など話題が豊富だった。今場所は一転して目ぼしい材料が不足がち。そのぶん、遠藤に注目が集中しているのだ。

 

 この日の総見後、北の湖理事長(60=元横綱)は「ちょっと息が上がるのが早い。私があれくらいの年なら、息は上がらなかった」とスタミナ不足を指摘。親方衆の間にも「十両は十両。幕内でどの程度やれるかは分からない」との見方があり、本当の実力は未知数だ。果たして「怪物」なのか、それとも…。ベールを脱ぐのは1週間後だ。