【大相撲】朝乃山 早くも大関の自覚

2020年03月31日 16時40分

朝乃山は昇進後初めての稽古を前に手を合わせた(代表撮影)

 大相撲の新大関朝乃山(26=高砂)が、早くも看板力士としての自覚をのぞかせている。東京・墨田区の部屋で稽古を再開し、大関として本格的に始動。「尊敬される、目標とされる大関になりたいです。もう一つ上(横綱)を目指すためには稽古だけではなく、精神面も強くしないと上がれない」と改めて決意を口にした。

 横綱と大関は、角界の「顔」の役割を果たす立場。関脇以下とは注目度は段違いで、その一挙手一投足に注目が集まる。その発言や行動は大きな影響力を持つがゆえに、一歩間違えれば“炎上”とも隣り合わせ。朝乃山は「自覚のある言動を心がけたい。私生活から看板力士の名を汚さぬようにしっかりやっていきたい」と気持ちを引き締めた。

 もちろん、言動以前に地位に見合った成績を残す必要がある。師匠の高砂親方(64=元大関朝潮)が「これからは負けることがニュースになる。地位の重みを感じる」と話すように、今まで経験したことのない「重圧」との闘いも待っている。新大関は「負けられない地位。常に優勝争いに加わらないといけない」と活躍を誓った。

 大関昇進を決めた春場所は新型コロナウイルスの影響で初の無観客開催となった。新大関として迎える夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の開催方法は現時点では未定。再び無観客で開催される可能性もある。

 朝乃山は「(無観客は)春場所で経験しているし、自分の相撲を取り切るだけ。コロナでずっと暗いニュースが続いていたので(相撲が)多くの人の励みになると思う」。

 観客の有無にかかわらず、自身の役割を果たしていく構えだ。

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