【大相撲春場所】千代丸ピリピリムード! まさかの取材“スルー”

2020年03月19日 13時00分

復帰した千代丸は琴奨菊(左)に寄り切られた

 新型コロナウイルスの影響で初の無観客開催となった大相撲春場所(大阪府立体育会館)は終盤戦に入っても異様なムードが続いている。

 日本相撲協会は力士ら協会員に一人でも感染者が出た場合は打ち切る方針を示す中、幕内千代丸(28=九重)が高熱の症状で8日目(15日)から休場。ウイルス検査で陰性だったため、11日目(18日)から再出場した。

 今回の復帰にあたり、千代丸は相撲協会に「左下腿蜂窩織炎(ほうかしきえん)」の診断書を提出。本来は休場に必要な診断書を出場するために提出するという珍事態となった。左ふくらはぎにサポーターを装着して臨んだ取組では、幕内琴奨菊(36=佐渡ヶ嶽)に一方的に寄り切られて完敗を喫した。

 ミックスゾーンでは報道陣からの問いかけに足を止めず、無言で会場を後にした。普段なら相撲に負けた日でも気さくに取材に応じていた男が、まさかの“スルー”で独特の緊張感を漂わせた。10日目(17日)に「(千代丸に)インタビューしてあげてください」と話していた幕内千代大龍(31=九重)も一転して沈黙。千代丸の復帰は明るいニュースのはずだが、なぜか部屋全体がピリピリした空気を漂わせている。