関脇朝乃山 母校・近大で亡き恩師に大関取り誓う「身が引き締まった」

2020年02月23日 12時53分

近大の後輩に胸を出す朝乃山(右)と稽古を見守る徳勝龍(左奥)

 関脇朝乃山(25=高砂)、幕内徳勝龍(33=木瀬)ら近大相撲部出身の力士7人が23日、東大阪市の母校を訪れ、後輩の学生たちに稽古をつけた。同相撲部の伊東勝人監督が1月18日に55歳で死去。各力士は遺影の前で手を合わせてから稽古に臨み、ぶつかり稽古で後輩に胸を出すなどして汗を流した。

 朝乃山は「(伊東監督からは)相撲だけではなく、いろんなことを教わった。写真しかなくて寂しい。(遺影には)『今までお疲れさまでした。天国から見守ってください』と言いました」と神妙な面持ち。自身初の大関取りに挑む春場所(3月8日初日、大阪府立体育会館)へ向けて「ここへ来て“大阪場所が始まるな”と身が引き締まった。大関、横綱になって恩返しがしたい」と決意を語った。

 徳勝龍は積極的に後輩にアドバイス。「勝ってほしいから声をかけさせてもらいました。学生と一緒に稽古をして若さをもらった。自分も頑張らないといけない」と自身も刺激を受けた様子。1月の初場所では20年ぶりの幕尻優勝を果たして時の人となったが「もう優勝は過去のこと。しっかり切り替えてやっていきたい」と表情を引き締めた。