【大相撲】朝乃山「真っ向勝負」継続の誓い 春場所で狙うは大関昇進&優勝だ!

2020年02月07日 16時40分

稽古を再開した朝乃山(左)

 大相撲春場所(3月8日初日、大阪府立体育会館)で、関脇朝乃山(25=高砂)が「大関昇進」と「優勝」の同時達成を狙っている。

 昨年11月の九州場所は新小結で11勝、1月の初場所は新関脇で10勝と着実にステップアップ。来場所は自身初の大関取りに挑戦する。その朝乃山は6日に稽古を再開し「来場所は2桁(10勝)以上勝たないと意味がない。目標は優勝」と意気込んだ。

 大関取りの目安は三役(関脇・小結)の地位で「3場所合計33勝以上」。朝乃山の場合、来場所で12勝すれば数字上の条件はクリアできる。これに「優勝」が加われば、大関昇進の機運が一気に高まることは間違いない。朝乃山自身、平幕だった昨年5月の夏場所で初優勝(12勝3敗)を経験していることも強みだ。

 先場所は課題も浮き彫りになった。格上の大関貴景勝(23=千賀ノ浦)を撃破する一方、5敗はすべて格下の相手。そのうちの4人は平幕力士だった。大関や優勝を目指す上で致命傷となりかねないだけに「兄弟子とか年上の人もいるけど、大相撲は番付の世界。下には取りこぼしたくない。これからはもっと重要になってくる」と表情を引き締めた。

 ただ、勝利至上主義に陥るつもりはない。これまでと変わらず、土俵上では真っ向勝負を貫いていく構えだ。朝乃山は「正攻法で真正面から当たる相撲を取っていきたい。小細工はしないと決めている。変化をして勝っても、うれしくない。負けてもいいから前に出る相撲を取らないとダメ」ときっぱり。すでに看板力士になる心構えはできている。