【大相撲】白鵬2020年はラストイヤーじゃない? 大台「V50宣言」で自らを鼓舞

2019年12月25日 16時30分

白鵬はクリスマス用のクラッカーを鳴らしてこの表情

“超大台発言”の真意は? 大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表され、11月の九州場所で4場所ぶり43回目の優勝を達成した横綱白鵬(34=宮城野)に注目が集まる。九州場所千秋楽の翌日(11月25日)には新たな目標として「優勝50回」をブチ上げた。この時は優勝した勢いで思わず口走った印象も与えたが、実際には白鵬なりの考えがあったという。

 24日の会見では「言うつもりはなかったけど、皆さんにあおられて(笑い)」と冗談を交えながら「年が明けて五輪が終わったら、目標を失うのが目に見えている。『絶対にそうなる』と感じているんでね」と説明。「夢は追いかけていくもの。達成できるかできないかは別として、大台50回があれば五輪後もモチベーションを持ってやっていける」と力説した。

 かねて白鵬は東京五輪が開催される2020年までの現役続行を公言。土俵に立ち続ける原動力となる一方で、五輪終了後は「燃え尽き症候群」に陥る可能性もあった。過去には大鵬の優勝32回などの大目標を達成した直後にモチベーションが著しく低下した経験があるだけに、自ら先手を打って新目標を掲げたというわけだ。

 その大横綱は「今年は優勝2回なので、来年は3回」とノルマを設定。先場所で見せた張り手やカチ上げに横綱審議委員会が苦言を呈したことについても「禁じ手ではないからね」と全く意に介していない。その強気な表情からも現時点では新たな一年をラストイヤーにする気はなさそうだ。