【大相撲九州場所】6敗・御嶽海に親方衆の辛辣発言飛び出す

2019年11月21日 13時00分

御嶽海は遠藤(右)に寄り切られて2桁勝利が消滅

 関脇御嶽海(26=出羽海)の大関挑戦が「白紙」となった。大相撲九州場所11日目(20日、福岡国際センター)、小結遠藤(29=追手風)に寄り切られて6敗目を喫し「2桁(10勝以上)を取れなくなったので申し訳ない。まだまだ皆さんの期待に応えられない自分がいる。それが一番もどかしい」と悔しさをにじませた。

 すでに今場所での大関昇進は消滅し、次の初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)の大関挑戦権も失った。昇進の可否を判断する審判部の副部長を務める高田川親方(52=元関脇安芸乃島)は「ダメじゃないですか。2桁勝っておかないと来場所につながらない。一から出直し? そうですね」と明言した。

 さらに「(御嶽海には)勝負の場所。人生がかかっているのだから、もう少し覇気がある相撲を取ってもらわないと。(体調面で)土俵に立てないのなら休めばいい」と辛辣。別の親方も「調子の波が激しい。ここで大関に上がっても後で苦労するだけだ」。9月の秋場所で2度目の優勝を達成して高まった評価も急落している。

 これで5勝6敗と黒星が先行し、勝ち越しさえも危うい状況。17場所連続で守ってきた三役の地位から転落する可能性も出てきた。