欠場問題で琴欧洲が〝謹慎生活〟

2012年06月09日 12時00分

 大関琴欧洲(29=佐渡ヶ嶽)が〝謹慎生活〟を余儀なくされている。先の夏場所は右足のケガで千秋楽を休場。対戦相手は優勝がかかる幕内栃煌山(25=春日野)だったため、休場を知った観客からは大ブーイングが湧き起こった。

 日本相撲協会も休場を問題視。北の湖理事長(59=元横綱)が「誠に遺憾」とファンに向けて異例の謝罪をしたほどだった。そんな経緯もあり、琴欧洲に対して相撲協会と佐渡ヶ嶽部屋の両方から〝禁足令〟が出されているという。

 事情に詳しい関係者は「ケガの治り具合に関係なく、次の名古屋場所(7月8日初日、愛知県体育館)が終わるまでは目立った行動は控えることになっている」と説明。

 5日は両国国技館で横綱白鵬(27=宮城野)ら関取衆が民放のバラエティー番組の収録に参加。ところが、琴欧洲の姿はなし。また、佐渡ヶ嶽部屋は3日から5日間の日程でマカオへ慰安旅行に出かけているが、こちらも参加メンバーから除外されてしまった。いずれも表向きは治療に専念させるため…だったものの、ファンからの批判を避けるための措置であることは言うまでもない。

 幸い右足の状態は回復に向かっており、名古屋場所は出場できる見込み。とはいえ、たった1日の休場で大きな〝代償〟を支払うハメになった。