【大相撲】角界屈指のゴルフ好き 白鵬と鶴竜も大絶賛 「シブコは横綱」

2019年08月07日 16時30分

凱旋帰国の渋野は日本記者クラブでも会見した

 横綱もビックリだ。大相撲の夏巡業が6日、東京・立川市で行われた。力士の間でも、女子ゴルフの渋野日向子(20=RSK山陽放送)が「AIG全英女子オープン」で優勝した話題で持ち切り。角界屈指のゴルフ好きとして知られる白鵬(34=宮城野)と鶴竜(33=井筒)の両横綱も、日本人42年ぶりの偉業を達成したゴルフ界の超新星を「横綱大関相撲だ」と大絶賛した。

 番付の頂点を極めた2人の横綱も、渋野の快挙には興奮を隠しきれない様子だった。第一人者の白鵬は「20歳の子がね。4日間戦って実力があるから優勝したんだと思うけど、まだプロ(テスト)に受かったばかりなんでしょ(昨年合格)。これから、どうなってしまうのか」と驚くばかり。中でも大横綱が注目したのは、最終18番パー4で6メートルのバーディーパットを沈めて劇的な優勝を決めた場面だ。

「あの最後のパットが、相撲の立ち合いに似ている。相撲は立ち合いを落としたら負ける。その緊張感に近いものがある。思い切りの良さもあるし、それに勝るものはない。20歳にして“横綱大関相撲”だね」と勝負度胸を絶賛。その上で「今度会って、手を握ってみたいですね」と対面を熱望した。

 7月の名古屋場所で優勝した鶴竜も「(試合のテレビ中継を)家で見ていて、気づいたら夜中の3時になっていた。(優勝の瞬間は)『おお、すげーっ!』と思わず声が出て、拍手をしていた。42年ぶりでしょ? いいものを見られた」と興奮気味だ。

 笑顔を絶やさないスマイルシンデレラには「(プレーの合間に)ずっと笑っていたり、カメラ目線をしてみたり。笑うだけで余分な力が抜けて、自分の力を出し切れる。(大舞台で)普段通りにやることが大事だと思った」と、同じアスリートの視点で分析した。さすがに土俵上で笑うわけにはいかないが、感じたものは大きかったようだ。

 両横綱はひとしきり話し終えると、口を揃えて「ゴルフがやりたくなった」。渋野の活躍は2人のゴルフ熱にも火をつけた格好だ。