なぜハッキリしない稀勢の里の綱取り基準

2013年06月09日 16時00分

【大相撲情報局】

 

 大相撲担当記者:大相撲が久しぶりに世間から注目を集めるかもしれません。

 

 デスク:また何か不祥事でも起きた?

 

 記者:そうじゃなくて…。大関稀勢の里(26=鳴戸)の綱取りですよ。夏場所は全勝優勝した白鵬(28=宮城野)に次ぐ13勝。名古屋場所(7月7日初日、愛知県体育館)で好成績の優勝なら、待望の日本人横綱が誕生します。

 

 デスク:具体的には何勝すればいいの。

 

 記者:日本相撲協会の北の湖理事長(60=元横綱)は13勝以上での優勝を求めています。

 

 デスク:13勝Vなら文句なし?

 

 記者:内容にもよりますが、相撲協会としては横綱にしたいのが本音です。ただ、今回の綱取りは横綱審議委員会が大きなカギを握るような気がするんですよ。

 

 デスク:というと?

 

 記者:横審の内山斉委員長(78=読売新聞グループ本社顧問)は、今のところ「13勝ではだめ。14勝以上」と厳しい条件を掲げていますが…。内山委員長は春場所で9勝だった横綱日馬富士(29=伊勢ヶ浜)に対して「足首をけがしているなかで、よく踏ん張った。健闘をたたえたい」と擁護したかと思えば、11勝だった夏場所後は「正念場。次は少なくとも13勝」と急にノルマが上がったりで…。

 

 デスク:なんだか基準がよく分からないってわけか。

 

 記者:稀勢の里に対しても、最終的にどう判断するのかは全く読めません…。