【大相撲】大関・貴景勝 連合稽古またも不参加

2019年06月29日 16時30分

 これで大丈夫なのか。大相撲名古屋場所(7月7日初日、愛知県体育館)を初のカド番で迎える大関貴景勝(22=千賀ノ浦)が28日、名古屋市内の部屋で調整した。相撲は取らず、部屋の力士を相手に当たりを確認。「(先場所で痛めた右ヒザの)状態は上がってきたと思う。徐々にという感じ。小学3年からやってきた貯金を使えたら。積み重ねてきたものを信じてやる」と話した。

 名古屋市内で行われた二所ノ関一門の連合稽古には2日連続で不参加となった。師匠の千賀ノ浦親方(58=元小結隆三杉)は「四股やすり足はできているけど、相撲を取れないからしようがない」と説明。貴景勝自身は本番の5日前までに相撲を取る稽古の再開を目指しているが「(時期的に)ギリギリだけど、やってみてから。何とも言えない」と慎重な姿勢だった。

 この日の連合稽古は大関高安(29=田子ノ浦)も腰に痛みを訴えて欠席し、一門の看板力士が2人とも不在となる異例の事態となった。かつては稀勢の里(現荒磯親方)と琴奨菊(35=佐渡ヶ嶽)が大関同士で切磋琢磨し、その後に稀勢の里は横綱に昇進。先場所前は高安と貴景勝が30番に及ぶ三番稽古を行った。

 今場所は一門の親方衆からの要望で29日まで3日間の日程が組まれたが「主役不在」は想定外の展開。一門全体にも暗い影を落としている。