【大相撲観戦】トランプ大統領はルール分からなかった?

2019年05月27日 16時30分

片手で賞状を持つトランプ大統領

 大相撲夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)にドナルド・トランプ米大統領(72)が来場した。両国国技館にやって来たのは午後5時前。場内アナウンスで入場が伝えられると、観客は立ち上がって拍手で出迎えた。トランプ氏はこの日のために升席に用意されたイスに座って観戦。安倍夫妻に挟まれる形でメラニア夫人と並んだ。スマホで写真を撮ろうとする人も続出する歓迎ぶりにトランプ氏はゴキゲンになるかと思いきや違った。

 観戦中のトランプ氏の表情はしかめっ面ばかり。メラニア夫人にいたっては置物かと見まがうほど無表情だった。勝敗が決まってもトランプ氏は拍手をせずに腕を組んだり、周囲のスタッフに何かを聞いたりと厳しい表情を崩さない。安倍首相との会話もあまりなく、勝敗に関心を示すそぶりすらなかった。

 ハイライトは結びの一番で鶴竜が勝った瞬間。万が一に備えトランプ氏の後ろにいたSPたちが一斉に立ち上がり、座布団対策として“肉のカーテン”を構築。場内は沸いたが、トランプ氏はそそくさと退場した。

 米国大統領杯を渡すために再入場したトランプ氏は土俵に上がる際に一礼。英語で表彰状を読み上げるなかで「アサノヤマヒデキ」「レイワ(令和)ワン」と口にして観客を喜ばせた。もっとも、表彰状を片手で渡す“トランプ流”を最後に披露した。

 観客の男性は「表彰式は笑顔もありましたが、それ以外はつまらなそうに見えました。周りにいろいろ聞いていたし、ルールが分からなかったんだと思う」とおもんぱかったが…。