「令和」初の本場所 新大関・貴景勝に注目

2019年04月30日 16時30分

番付表を手にする新大関・貴景勝

 改元後、初の本場所となる大相撲夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の新番付が30日、発表された。「令和」の最初の場所の注目は新大関の貴景勝(22=千賀ノ浦)だ。年6場所制となった1958年以降、22歳7か月22日での大関昇進は歴代9位の年少記録。初土俵から所要28場所は、前師匠の元横綱貴乃花(7位タイ=当時は貴花田)の30場所を上回る6位のスピード記録だ。

 その貴景勝は「次の番付を目指す」と早くも頂点を見据えている。横綱に昇進するための条件は「大関で2場所連続優勝、または準ずる成績」。最短の2場所で大関を通過すれば、初土俵から所要30場所。輪島の21場所、朝青龍の25場所に次いで曙に並ぶ速さとなる。大横綱の白鵬(34=宮城野)でさえ38場所、貴乃花は41場所を要しており、新大関には快挙達成の期待もかかる。

 そんな貴景勝は29日、水戸市で行われた春巡業で四股などの基本運動を中心に稽古をこなした。夏場所に向け「もっと長所を磨く。自分が頑張ればお客さんに伝わる。一生懸命やるだけ」と意欲を新たにした。