大関候補の貴景勝が見せた22歳の好青年の素顔

2019年03月04日 16時30分

イベントで赤ちゃんを抱っこする貴景勝。どう見ても好青年!?

 大関候補の素顔は? 大相撲春場所(10日初日、大阪府立体育会館)で大関取りに挑む関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)が3日、地元の兵庫・西宮市内でイベントに参加。赤ちゃん抱っこや化粧まわしのお披露目などが行われ、約1000人ものファンが詰め掛けた。質問コーナーでは女児から「私をお嫁さんにしてもらえますか?」と“逆プロポーズ”を受ける一幕もあった。

 これには貴景勝も「10年後に会いましょう」と答えるのが精一杯。土俵上では強気一辺倒の男が思わず、タジタジとなった。一方で、別のファンからの「ずっと大切にしている言葉は?」の質問には「父親(一哉さん)から教えてもらった言葉で『臥薪嘗胆(がしんしょうたん)』。目的を果たすまでは、どんな努力も惜しまない」と真剣な表情で答えた。

 来場者の熱気を肌で感じた貴景勝は「ありがたい気持ち。来ていただいた地元の皆さんをガッカリさせないように頑張らないといけない」と気持ちを新たにした様子。「黒まわし(幕下)のころの気持ちをもう一回、思い出しながら臨みたい。幕下優勝して十両に上がったのが(3年前の)大阪場所。ひたすら十両、関取に上がりたい気持ちだった」と決意を口にした。

 元貴乃花親方の花田光司氏(46)の愛弟子で、いまや出世頭。「平成の大横綱」の後継者として、背負っているものは決して小さくない。しかし、その“重さ”を全く感じさせないのは本人の人柄か。この日のイベントでも見せたように、素顔は自然体を貫く22歳の好青年だ。春場所の初日まで、あと1週間。若武者の動向に注目が集まる。