先場所V玉鷲 大関取りの条件

2019年02月25日 16時30分

 大相撲春場所(3月10日初日、大阪府立体育会館)の新番付が25日、発表された。今場所は関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)の大関挑戦に注目が集まる一方で、もう一人の力士にも大関昇進の可能性がある。1月の初場所で初優勝を果たした関脇玉鷲(34=片男波)だ。

 大関取りの基準は三役(関脇・小結)の地位で「3場所合計33勝以上」が目安とされている。ただ、あくまでも“目安”にすぎず、先場所は貴景勝が三役で3場所通算33勝を挙げながら大関昇進が見送られた。玉鷲は2場所前が平幕(前頭2枚目)で9勝、先場所は関脇で13勝(優勝)。本来なら今場所は大関取りの場所に該当しない。しかし、最近では栃ノ心(31=春日野)が14勝V(前頭3枚目)→10勝(関脇)→13勝(関脇)で大関になった例がある。

 照ノ富士(27=伊勢ヶ浜)も8勝(前頭2枚目)→13勝(関脇)→12勝V(関脇)で大関に昇進。玉鷲も今場所で優勝などの好成績を収めれば大関になる可能性がある。貴景勝との大関同時昇進となれば、昭和以降では1994年初場所後の貴ノ浪と武蔵丸以来9例目。玉鷲は「先のことは考えない」と目の前の相撲に集中する構えだが…。果たして、どうなるか。