元横綱稀勢の里・荒磯親方は“現代風”始動

2019年02月05日 11時30分

荒磯親方

 1月の大相撲初場所で現役を引退した元横綱稀勢の里の荒磯親方(32)が4日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で“指導者デビュー”した。

 この日から部屋の稽古が再開。稽古場には「横綱 稀勢の里」に代わって「年寄 荒磯」の木札が掲げられた。親方は現役時代と同様にまわし姿。大関高安(28)ら部屋の力士に交じって四股などで汗を流す傍ら、若い衆に積極的に声を掛けて熱心に指導を行った。

 本格的に指導者としてスタートを切った荒磯親方は「みんなに強くなってほしいですから。(各力士が)少しでもやる気が出るように後押しをしたい」と意欲十分。自らは先代師匠の元横綱隆の里から厳格な指導を受けてきたが「(今の弟子は)現代っ子だから(笑い)。現代風にやるしかない」と時代に合った指導を模索していく考えだ。

 今後もまわしを締めて稽古を継続し、弟弟子の高安の稽古相手を務める予定。「大関(高安)がいるから稽古しなきゃいけない。体をつくらないとケガをしちゃうから」。しばらくは現役時代の体形をキープしていくことになりそうだ。