【大相撲初場所】大関取りに挑む貴景勝「チャンスはモノにしたい」

2018年12月25日 16時30分

大関取りに挑む新関脇の貴景勝

 大相撲初場所(来年1月13日初日、東京・両国国技館)の新番付が25日、発表された。注目は大関取りに挑む新関脇の貴景勝(22=千賀ノ浦)だ。

 11月の九州場所では3横綱が休場する中、13勝2敗の好成績で初優勝を果たした。2場所前の成績が小結で9勝どまりだったことから、阿武松審判部長(57=元関脇益荒雄)は貴景勝の大関昇進について現時点では「(初場所の)内容と成績次第」と慎重な構え。

 ただ、初場所で11勝以上すれば三役(関脇・小結)で「3場所合計33勝以上」とされている大関取りの目安をクリアすることになる。22歳5か月で大関昇進なら、若花田の22歳6か月を抜き歴代7位のスピード記録(年6場所制以降)。初土俵から所要27場所は武蔵丸と並ぶ5位(同)の早さとなる。

 貴景勝は「目の前の相手に勝つことだけを意識する」と話す一方で「チャンスは何度もめぐってこない。モノにしたい」と意欲十分。先場所は所属先の貴乃花部屋が消滅する逆境をはね返して賜杯をつかんだだけに、一気に大関へ駆け上がる可能性もありそうだ。