やくみつる氏が唱えた輪島さん最強論「優勝回数以上に評価されていい」

2018年10月09日 17時04分

賜杯を手にする輪島さん(1973年5月)

 大相撲の第54代横綱輪島大士(本名・輪島博)さんが9日、死去した。70歳だった。

 9日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」には日本相撲協会外部委員を務めるやくみつる氏(59)が電話出演。

「大横綱というと、優勝20回を超える人あたりをよく言うわけですよね。大鵬、千代の富士、北の湖、白鵬、貴乃花。ところが、全盛期の強さだと、その人たちと組んでもおそらく勝てるぐらいの感じがしますね。輪島はもっと優勝回数(14回)以上に、本来であると評価されてもいい強豪横綱だとは思いますね」と輪島さんを追悼した。

 元横綱北の湖(享年62)さんとともに「輪湖(りんこ)時代」を築くなど、ライバルにも恵まれ、強烈な印象を残した。「貴輪(きりん)時代であったり、輪湖時代であったり、好敵手がいたというのも、輪島の土俵人生を彩りましたね」とやく氏は話した。

 輪島さんは1985年12月、協会に廃業届を提出。最近では貴乃花親方(46=元横綱)も協会を退職した。

 やく氏は「事情こそ違うけれども」と前置きした上で、相撲界に続く相次ぐ横綱の“流出”を残念がった。
 
「横綱が角界を去っていくというケースがずっと続いている。味のあった輪島、そして今の貴乃花にしても本当はやりたかったはずですよね。そういった人たちが途中から去って行くというのを止められないというこの実情。なんとももったいない気がするんですよね」と思いを吐き出した。