貴乃花親方「引退届」にNHKレジェンドアナから異例のお願い

2018年09月26日 16時30分

会見で貴乃花親方に異例の要望をしたNHKの刈屋氏

 貴乃花親方(46=元横綱)が25日、日本相撲協会に「引退届」を提出して件で開いた記者会見で異例の要望だ。NHKアナウンサーとして大相撲中継を長く担当した刈屋富士雄解説委員(58)から「告発状の内容を事実無根と認めなければ親方をやれないとか、一門に所属できないことを相撲協会が総意として決めることは、まず考えられない。結論を急がないでほしい」と諭されたのだ。

 刈屋氏といえば、2004年アテネ五輪体操男子団体で日本が金メダルを獲得した際に「伸身の新月面が描く放物線は『栄光への架け橋』だ」の名実況で知られる。「今は辞めると思っているかもしれないが、もし協会が『話し合おう』というときには話を聞いてもらいたい。30年来の付き合いとして質問というよりはお願いです」。これに貴乃花親方はうなずいただけだったが、何を思ったのだろうか。

 質疑応答で、新団体設立については「現在、ございません」。協会に対しても「戦う姿勢はございません。弟子たちが緊張、プレッシャーを受けることだけは避けたい」と話した。また今後に向け「土俵に育てられたので、土俵には携わっていきたい。入門を希望するような少年たちに携わっていければ」と相撲教室での指導を熱望した。

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