ジョージアに凱旋帰国の栃ノ心を待つ超多忙スケジュール

2018年06月04日 16時30分

御嶽海(右)と談笑する栃ノ心

 新大関の栃ノ心(30=春日野)が3日、成田空港から母国ジョージアへ向けて帰国の途に就いた。日本を出発する前には東京・両国国技館で元幕内北太樹の小野川親方(35)の襲名披露パーティーに出席。大関昇進後は「全然ゆっくりできていない。疲れた」と苦笑いを浮かべつつも「(帰国は)昨年の5月場所の後に帰ってから1年ぶりくらい。家族と会える? もちろん楽しみ」と久しぶりの里帰りを喜んだ。

 1月場所の初優勝と今回の大関昇進で、母国は栃ノ心の話題で持ちきり。新大関は“凱旋帰国”を前に「向こうの空港に着いたら(出迎えの)人が待っていると思う。(テレビ出演などで)スケジュールが全部埋まっていて、一日も休めない。大変ですよ」とうれしい悲鳴を上げた。5日にはギオルギ・マルグベラシビリ大領領(48)とも面会する。

 かねて栃ノ心はジョージアに土を使った本物の土俵を造るプランを温めており「土俵の話もしてくる」と大統領に直訴する考えも明かした。栃ノ心の活躍で同国では相撲熱が急速に高まっているものの、練習や試合は土俵ではなくマット上で行われている。今回の帰国を機に、本格的な相撲普及へ向けても動き出す。

 再来日は12日の予定で、その後は新大関として迎える名古屋場所(7月8日初日、愛知県体育館)へ向けて稽古を再開する予定。母国の盛り上がりを肌で感じる機会は、栃ノ心にとって大きな発奮材料にもなりそうだ。