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霜田前技術委員長が明かす「ハリル監督と本田“確執”の真相」


確執を噂される日本代表のハリルホジッチ監督(右)と本田

【霜田前技術委員長が振り返る日本代表激動の7年(1)】日本サッカー協会の前技術委員長でナショナルチームダイレクター(ND)を務めた霜田正浩氏(49)は2010年以降、各世代のナショナルチームをサポートしてきた。その足跡を振り返る短期連載「日本代表激動の7年」がスタート。第1回では自身の電撃退任から、日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)とエースFW本田圭佑(30=ACミラン)の“確執”について真相を語った。

 

 ――改めて退任した理由を

 

 霜田氏:船頭が多いのは良くない。西野(朗=61)さんが委員長になって、僕が西野さんとハリルホジッチ監督との間に入るよりも、決断ができる人が直接、監督とコミュニケーションを取ったほうが、物事がスムーズに進むと思った。ギクシャクとか、不都合があって辞めたわけではない。

 

 ――W杯最終予選中という時期については

 

 霜田:(昨年11月)サウジアラビア戦に勝って出場圏内の2位をキープし、世代交代につながる勝ち方もできた。それに2016年はU―23代表がリオ五輪に出場し、U―16、U―19も世界大会の出場権を得て、取り組んできた成果が出た。これ以上続けると、次のカテゴリー監督を決める作業にかかわり、選んだ人に対する責任も生じるので区切りをつけた。

 

 ――今後について

 

 霜田:千葉コーチ時代にFC東京で一緒に仕事をした(元技術委員長の)原(博実=58、現Jリーグ副理事長)さんに声をかけられて代表にかかわるようになった。もともと現場でやっていたので、再び指導者になりたいと考えている。Jリーグは開幕前でなかなかチャンスはないが、海外も前向きに検討している。

 

 ――ところで、ハリルジャパンはエースと指揮官の関係が微妙だと言われているが

 

 霜田:宿舎で圭佑と監督は普通に会話している。圭佑は自分の思ったこと、感じたことをためないで直接、監督に聞きに行く。あとで監督に聞くと「こういうプレーを求めている」って伝えたと言うし、コミュニケーションは取れている。圭佑についても「指定席は与えないが、これまでの実績は認めている」とリスペクトしている。

 

 ――ただ、本田はカウンター戦術に反発する

 

 霜田:圭佑がスピードで勝負して裏に飛び出たり、縦に突破するプレーを望まれると(タイプではなく)しんどい。だから要求されるプレーを明確にしたかった。それに監督は圭佑をずっと右サイドで使っている。小林悠(29=川崎)がやるのと、圭佑では同じ位置でも求められるプレーは変わる。そこをクリアにしただけでしょう。

 

 ――昨年10月のオーストラリア戦後、不慣れな1トップ起用に不満を感じていたのか

 

 霜田:圭佑もメディアに話をする前に、きちんと監督と話をし(不満を)伝えてある。ハリルホジッチ監督は圭佑に対し「できると思っているので起用した。今回は戦術的、戦略的に必要なのでやってくれ」と…。それにアシストを決めて結果も出ているしね。そこは問題ないと思う。

 

 ――サウジアラビア戦前、先発落ちが確実となり異論も唱えた

 

 霜田:監督は圭佑をスタメンから外す前にきちんと本人に伝えていた。いきなり先発から外したわけではないし、コミュニケーションの面は問題ない。海外組はなかなか試合に出ていない状況だったし、そこは普通のことでしょう。

 

 ――不満の多い本田を指揮官はどう思うのか

 

 霜田:圭佑が異分子とか不満分子とか、そんなことは全くないし、監督も全く思っていない。逆に「日本人は何で(監督に意見を)言ってこないんだ」と怒っている。選手がメディアに不満を話し、監督がその選手から聞いていないと「それはフェアじゃないな」と。選手から「できない」「やりたくない」と言ってこないから「日本人は頑固だ」と言ってますよ。

 

 ――つまり本田と監督の間に確執はない

 

 霜田:圭佑に限らないし(香川)真司(27=ドルトムント)とも全くない。代表活動は期間が短い。監督は濃密な時間を過ごしたいから積極的にコミュニケーションを取るし、代表をけん引してきた選手をリスペクトしている。ただ監督は試合に出たければ「求めるプレーをしてほしい」とはっきり言う。そこは仕方がないところでしょう。

 

★カウンター戦術、ポジション変更にイライラ=ロシアW杯アジア最終予選で本田はイライラを募らせている。昨年10月6日、ホームでのイラク戦後に「監督の言っていることは理解できるけど、言っていることだけでサッカーはできない」「もっと相手がうざいと思うくらい(パスを)回したいけど、戦術的に求められていない」と指揮官が推し進めるカウンター戦術に異を唱えた。同11日の敵地オーストラリア戦では突然のポジション変更に不満爆発。「ぶっつけ本番で1トップ…。求められる役割が違う」「コロコロ(ポジションが)変わっていると活躍できない」と反発した。指揮官も「本田のパフォーマンスが良ければ違う結果になった」と勝ちきれずにドローとなった試合の“戦犯”と見なした。さらに11月、本拠地でのサウジアラビア戦前には、先発落ちが確実な状況に「自分が代表にふさわしいかどうかは自分で判断できる。監督に(先発を)代える権利はあるけど、自分で判断できる」とぶちまけた。実際にスタメンから外れ、2人の対立は深刻化した。

 

☆しもだ・まさひろ=1967年2月10日生まれ。東京・豊島区出身。都立高島高を卒業後、ブラジルにサッカー留学し88年にフジタ工業(現J2湘南)入り。引退した93年に大塚製薬(現J2徳島)でコーチに就任。数々のクラブで指導者や強化担当を歴任。2009年に日本サッカー協会入りし、10年から技術委員。14年9月に技術委員長に就任した。16年3月に組織再編でナショナルチームダイレクター。長年日本代表をサポートしてきたが、同年末で退任した。170センチ、63キロ。

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