五輪連覇の羽生 観衆5000人の前で「人生すべてを懸けた」

2018年02月27日 13時40分

解団式に臨む羽生

 平昌五輪で金メダル4個、銀メダル5個、銅メダル4個を獲得した日本代表の解団式が27日、都内で行われた。

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(70)は13個のメダル獲得、入賞43という冬季五輪過去最高の成績に「期待通りで大きなレガシー(遺産)になる。東京五輪の活躍につながる」とねぎらった。

 五輪特別表彰を受けたメダリストたちはそのまま直後の帰国報告会に出席。遠征中のスキー代表選手らを除く137人が観衆5000人の前に凱旋した。

 選手団の主将でスピードスケート女子500メートル金の小平奈緒(31=相沢病院)は大きな歓声や拍手で出迎えられた。「代表選手全員が全力で戦い抜いた結果。これが来場のきっかけになれば」と東京五輪の成功に期待した。

 金銀銅メダルを獲得したスピードスケート女子の高木美帆(23=日体大助手)は「つらいことも多かったが、自分を出し切った幸せな大会だった」と総括。

 旗手を務めたスキージャンプ男子の葛西紀明(45=土屋ホーム)は「選手にパワーが届くよう思い切り旗を振った。たくさんの応援のおかげで素晴らしい結果になった」とファンに感謝した。

 フィギュアスケート男子で2連覇した羽生結弦(23=全日空)の登場にはこの日一番の大歓声が飛んだ。「日本代表としてここまで頑張ってきてよかった。今まで、これからの人生すべてを懸けた」と話した。

 五輪前の昨年11月に負傷した右足は万全ではないが「苦しみながら頑張る」と、さらなる精進を誓った。