【ノルディック複合】渡部暁斗 外国勢の巻き返しを警戒

2018年02月16日 16時30分

平野(左)とともに会見した渡部暁

【韓国・平昌15日発】ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで2大会連続銀メダルの渡部暁斗(29=北野建設)は20日のラージヒルに向け、気合を入れ直した。

 一夜明け会見で「ラージヒルでは昨日獲得できなかった金メダルへの再挑戦をしたい。ベストを尽くす」と改めて宣言。エリック・フレンツェル(29=ドイツ)に連覇を許した悔しさをのぞかせた。

 ノーマルヒルはジャンプ台の風に当たり外れが大きく、W杯個人総合2位のヤン・シュミット(34=ノルウェー)ら強豪がジャンプで失速。クロスカントリーを待たず、事実上の“終戦”となっていた。ラージヒルでは当然、巻き返しが考えられ「条件がフェアにジャンプを飛べれば、ノルウェーの選手も調子がいいから怖いですし、フレンツェルだけじゃないと思っている」(渡部暁)と外国勢を警戒した。

 複合史上初となる個人での金メダル獲得に備え、アルベールビル五輪団体で“キング・オブ・スキー”荻原健司氏(48)が日の丸を受け取ってゴールしたような“Vパフォーマンス”の計画も水面下では進められていた。「あのコースではタイミングが難しい…。コーチが日の丸を渡せるのも最後の上り坂になってしまう」(正木啓三監督)と残念ながら白紙になったが、渡部暁はトップで栄光のゴールを切るつもりだ。