【ジャンプ女子】高梨沙羅 風の神様を味方に快挙の銅メダル

2018年02月13日 08時09分

山田コーチにお姫様だっこされる高梨

【韓国・平昌12日発】ノルディックスキー・ジャンプ女子個人ノーマルヒルで銅メダルに輝いた高梨沙羅(21=クラレ)は「風神」の力も味方につけていた。

 昨年10月、高梨は奈良・三郷町の龍田大社に参拝し、祈とうを受けた。ソチ五輪では最も不利な追い風を受け、強風で知られる平昌のジャンプ台も早くから風の攻略がカギになると見ていたからだ。

 龍田大社は日本で最古の風の神様として知られている。「風の神様の総本宮がここなんです。ここから大和のほうに向かっていい風を吹かして国家の安泰につながったというのが創建の由来です」(大社関係者)

 風難排除という特殊な祈願をするため、地元のみならず全国から参拝客が訪れる。

「風に関係するお仕事の方、パイロットだったり、ヨット選手や漁師さんだったり、高い所で作業されている方だったり幅広い職種の方が来られますね」(同)

 高梨は多忙なスケジュールの中、日帰りで参拝し、五輪での風運を祈った。この種目・日本人初のメダル獲得の快挙は、見えない力も後押ししてくれたと言えそうだ。